2020年3月29日に、惜しくもお亡くなりになられた『志村けん』さんの著書
『志村流』-当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する- が、
4月17日の週、1週間で、『7,000部』を売り上げるなど、好評です。
その他、『変なおじさん完全版』が、
楽天の『本 文庫(人文・思想・社会)』ランキングで、1位になるなど、
これらの2冊が売れています。
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このページでは、
『志村けんさんの著書』で、おすすめ本はどれなのか?
口コミや評判についてお伝えします。
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志村けんの本(著書)は主に4冊
志村けんさんの著書は、
冒頭のチェック(ランキング)を、見ていただけるとわかりますが、
それほど多くありません。
志村けんさんの本は、主に次の4冊になります。
- 変なおじさん(完全版) (新潮文庫 新潮文庫) [ 志村けん ]
- 志村流 (王様文庫) [ 志村けん ]
- 志村流 遊び術 [ 志村 けん ]
- これでカラダだいじょうぶだぁ~!―志村けんのズボラ健康術 (ムック本)
これらの、志村けんさんの著書の中から、おすすめをすると、
評判の良い『志村流』と、
人気のある『変なおじさん』になります。
それぞれの本について、解説していきます。
評判が良い志村けんの本は『志村流』
志村けんさん著書の口コミを調べると、
評判が良いのは『志村流』です。
『志村流』は、どのような本なのでしょうか?
『志村流』はどのような本なのか?
志村けんさんの著書『志村流』は、
志村さんの、人生哲学をまとめた本になります。
志村さんの、お笑いや仕事に関する考え方が満載で、
笑いの天才でありながらも、努力を続けていた、
国民的スターの真の姿を、知ることが出来ます。
初版は、2005年1月に発売されて、
現在(2020年4月)までに、4度の重版がかけられています。
志村さんの言葉を、いくつか紹介すると、
- 「一生を一日二十四時間で考えたら」
- 「準備こそ全力投球」
- 「二等賞がホントの一等賞」
- 「考える前に、まずマネしてみる」
- 「偉大なるマンネリはスタンダードになる」
など、『志村流』の人生哲学が満載です。
志村けんの著書『志村流』の評判・口コミは?
『志村流』の口コミをわかりやすくまとめると、次にようになります。
まずは、評価の高い口コミから。
●志村けんの哲学
・志村さんが、どういった姿勢で仕事に取り組んでいるのか。どういった考えでTVに出演しているのか。どのようなことを重んじているのか。がわかる。
・長年、売れっ子タレントであり続けている志村けんが、その秘訣、人生哲学というものを簡潔に語っている。
・「人生をもっとより良くすること、もっと良い生活をすることは、意外と簡単。当たり前のことが出来て、少しの才能と個性、それに決断力があれば良い」
・「日々新たなるマンネリ、というものがある」という、自分の芸風に対する冷静ながら熱い言葉にシビレます!!
・常識の二、三割増しを心がけていれば、まず間違いない
・オレの基本は、昔から二番手、三番手狙い
・目的を見失ったらゼロに帰ればいい
●キャラクターが飽きられない秘訣とは?
・キャラクターが飽きられないように、かつ忘れられないように、バカ殿のTV番組の頻度を年に1〜2回の露出に抑えている。
1.わかりやすいビジュアルを作る
2.親しみやすい何かを持つ
3.自分をシンプルかつ強烈に印象づけられるようにする
4.「わかりやすさ」「親しみやすさ」「インパクト」のバランスをとる
●努力の人、志村けん
・コントには妥協なし
・息の長いタレントになるには、人並以上の努力だけでなく、戦略も必要なのだと改めて感じた。
・私は「才能」があるから成功したのだ。そう考えていました。出だしでいきなり殴られた感じがする。果たして自分はこんなふうに努力してきただろうか。
・志村けんも必死の努力で今がある。
・書いてあることはあまりに常識的で、そしてその積み重ねこそが成功につながる。
・1流の人達は総じて努力家である。
●お金の使い方
・「肝には金を使え」
お笑いの核となる、ネタの部分は、専属の放送作家を雇って、ネタ作りと構成を依頼している。
●わかりやすくユーモアに
・志村独自の視点から真剣に時にはユーモアに語っている
・どうせ中身のうすっぺらいタレント本だろ?と思わないで、一度読んでみてほしい一冊です。
●志村さんの本質を見抜く目
・『成功者の人生哲学は拍子抜けするような常識的な当たり前のことだったりする。人をホメないやつは中途半端なレベルの連中に多い。』
●志村さんの優しい人柄
・簡単なことを毎日確実にできるかどうか、その積み重ねが成功につながる人のいいところを見つけることで、自分のいいところも見つかるのかもしれません。
・優しい視線に気持ちが和みました。志村さんの優しい心情が感じられた。
『志村流』批判的な感想は?
批判的な感想も、少数意見ですが、ありました。
●読まなくてもよかった
古本屋で見かけて購入。芸能界で超一流になった人の本だから、何か学ぶことがあるだろうと考えたからである。志村けんがどういう戦略で芸能界に残っているか、などが書かれている。結論として、あまり読む価値はなかったと思う。
私は、一流の本ばかり読むので、どの本も『読んで良かった』と感じるのだがここ1年に読んだ約80冊の本の中で『1番読まなくても良かった本』と言える。ただ、他の方は高く評価されているので読みたいと思われる方は読んでいただけらけっこうです。
この感想は、つまり、
『志村流』が、成功者のシンプルな成功法則が書かれていることの、証拠になるでしょう。
他の成功者の本にも書いてあるから、読まなくてもよかったと、なったのだと思います。
その証拠に、以下の感想を口コミの最後に、〆させていただきます。
●成功哲学の本
・難しく描くビジネス書や、変に易しい流行の逸話系より、よっぽど的を得ていていい本だと思います。
・「準備こそ全力投球」「真似からオリジナルへ」
イチローや羽生善治と同じことを言っている。
成功することは、どれも同じで、『当たり前の努力を継続することができるか?』
なんですね。
人気のある志村けんの本は『変なおじさん完全版』
この本を読むと、志村けんさんの、大事にしていたもの、譲れないことなど、
『素の志村さん』が、伝わって来ます。
僕は、完全版ではない、『変なおじさん』を読んだことがありますが、
『完全版』がどのようになっているのか?
気になりました。
『変なおじさん完全版』はどのように人気なのか?
『変なおじさん完全版』は、
- 『変なおじさん』1998年10月
- 『変なおじさんリタ〜ンズ』2000年10月
- 『変なおじさん完全版』2002年9月
と、著書『変なおじさん』の集大成として、まとめ上げた『完全版』で、
2002年9月に、発売されました。
同じ本が、改定されていき、完全版になったという、
『志村けん』さん、人気の著書になっています。
志村けんの著書『変なおじさん完全版』の評判・口コミは?
『変なおじさん完全版』の口コミをわかりやすくまとめると、次にようになります。
まずは、評価の高い口コミから。
●志村けんの自伝
・変なおじさんの成立背景が悲しい。志村さんの笑いの深さ、考え方がよくわかる本。
・なぜ何十年も一流でいられるのか、理由を知ることができる。
・テレビで観るコントでは全力でふざけているけど、素はシャイでお笑いに対してひたむきで…すごく真面目な人。
・半生を自分の言葉で親しみやすく語った一冊。
・仕事に対するひたむきな姿勢には、読む者もまた勇気付けられる。
・一晩で一気に読みました。テレビでは絶対に見られない、真摯で本物にこだわるひた向きな人。だから、喜劇俳優の自伝–チャップリンやキートンのように面白い。
・この年一番の感銘を与えてくれた本。
・お笑いへの思い、女性に対する思い、芸能人の知人等、志村けんのまわりの話が出てくるエッセイ。これを読むと志村さんがすべての世代に愛されるのが解る。
・幼い頃の印象深いエピソード
●コントやキャラクターについて、本人からの解説
・志村けんのコントについて、キャラクターのもとになった人物の話など、裏話が面白い。
・あのコントは、ここから生まれていたんだとか、思わず笑みが零れるエピソードの数々。
・志村さんが、自らのコントやギャグを解説してくれる貴重な本。
- バカ殿
- ひとみさん
- 変なおじさん
- 東村山音頭
- カラスの勝手でしょ
- ヒゲダンス
など、誕生から多くの人に受けた理由を、本人が語ってくれます。
・ひとみ婆さんが1番好きだったけど、モデルになった方のお話があってびっくり。
・アイ〜ンはギャグじゃない
・お笑いビッグ3やダウンタウン、爆笑問題の笑いについての分析あり。
●計算し尽された笑いのセンス
・原点からの笑いの模索、追及が良く解る一冊。
・実はとってもマジメな人なんだと思う。舞台ではまったく、そんな姿を見せないですね。マジメな姿、考え方を知った上であのコントを見ると本当にすごい作品だと実感できる。
・とにかく、おもしろい。
・貴重なコントの台本が掲載されている。
・一流のコント師は多く映画好きな印象あったけど、カット割から照明、音楽の効果まで細かく研究して活かしているんだなあ。
●加藤茶について
・カトちゃんと、仕事上で気を合わせているだけの関係かと思ったら、人間的に誰より評価して一番大好きなメンバーだった。世話になったと感謝の言葉が書かれているのを読んで、ふたりが同時に大好きになった。
●解説に吉田拓郎
・解説を吉田拓郎さんが書いているのも異色でしょう。コントやお笑いの好きな方にはお勧めです。
『変なおじさん完全版』批判的な感想は?
こちらの本も、批判的な感想が、少数ながらありました。
●編集者の視点というのが残念だった。
その他の志村けんの本は?
ここまででご紹介した、2冊以外には、
上記の『志村流 -遊び術-』があります。
こちらは、志村けんさんの弟子であり、ダチョウ倶楽部のメンバーの
『上島竜平』さんのインタビューのところが面白いと、評判です。
●チェック⇒ 志村けんの本・楽天ランキングを見る
さいごに
このページでは、
『志村けんさんの著書』の、おすすめ本として、
『志村流』と『変なおじさん完全版』の
口コミや評判についても、お伝えしました。
僕は『変なおじさん』は持っていますが、
志村けんさんの努力家なところや、優しい人柄がわかる『志村流』も
読んでみたいと思いました。
わかりやすく、人生の成功法則が知ることのできる、成功者の本も
良いですよね!
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さいごまで、お読みいただきありがとうございました。