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黒川弘務の経歴やプロフィール!苗字の通り黒いのか?検察庁法改正案とは?

2020年5月10日(日)、昨夜から、

検察庁法改正案に抗議します』がTwitterのトレンド入りして、

300万ツイートに迫る勢いと、話題になっています。

 

この『検察庁法改正案に抗議します』の『検察庁法改正案』とは、

検察官の定年を65歳に引き上げる法改正案』のことですが、

何が問題なのでしょうか?

 

この問題は、『黒川弘務』(63)東京高検検事長の定年が関係しています。

そこでこの『黒川弘務』氏について、

「どんな人なんだろう?」「どんなことをして来たのだろう?」

と、思った人は多いでしょう。

 

このページでは、

検察庁法改正案に抗議します』がTwitterのトレンド入りして、

話題の渦中にある

黒川弘務』氏について、経歴やプロフィール

検察庁法改正案』の問題についてお伝えします。




黒川弘務(くろかわひろむ)のプロフィールや経歴は?

名前 黒川弘務(くろかわひろむ)
生年月日 1957年2月8日
年齢 63歳(2020年5月現在)
出身地 東京都
出身高校 早稲田高等学校
出身大学 東京大学

黒川弘務(くろかわひろむ)の出身高校・大学は?

黒川弘務』氏の出身高校は、『早稲田高等学校』で、

大学は『東京大学』です。

1981年に、東大の法学部第1類を卒業、35期の司法修習生でした。

黒川弘務(くろかわひろむ)の経歴は?

黒川弘務』氏の、東大を卒業した後の経歴は、以下のとおりです。

 

1983年検事任官。

東京、新潟、名古屋、青森の各地方検察庁で勤務したのちに、

法務省に異動します。

司法制度改革で、中枢的な役割を担ったといいます。

 

法務省では、秘書課、同刑事局、同司法法制部勤務などを経て、

2001年12月、法務省大臣官房司法法制部司法法制課長。

2005年1月、法務省刑事局総務課長。

2006年7月、法務省大臣官房秘書課長。

2008年1月、法務大臣官房審議官。

2010年8月、松山地方検察庁検事正。

と、順調にエリート検事の道を歩みます。

 

この時に、

エリート検事は、小規模な地検の検事正を経験する慣例があり、

松山地方検察庁検事正へ異動しましたが、

わずか2カ月で呼び戻されて、

同年10月、法務省大臣官房付となります。

 

大阪地検特捜部の証拠改竄・隠蔽事件で発足した、

検察の在り方検討会議』の事務局を担当しました。

 

2011年8月、法務省大臣官房長。

2016年9月5日、法務事務次官。

2019年1月18日、東京高等検察庁検事長。

となり、現在に至ります。

 

2020年1月31日、安倍内閣は、閣議で、

2月7日に定年を迎える、『黒川弘務』氏について、

8月7日までの勤務延長を決めました

これが、『定年延長問題』です。




黒川弘務氏をめぐる定年延長問題とは?

先述のとおり、

安倍内閣は、2020年1月31日の閣議で、

2月7日に定年を迎える『黒川弘務』氏の勤務を、8月7日まで延長すると決めました。

 

検察庁法では、『検察官の定年を原則63歳、検事総長は65歳』と定めており、

安倍内閣としては、この定年延長により、

2020年2月7日で、64歳になる、現在『東京高等検察庁検事長』の『黒川弘務』氏を、

検事長の椅子に、座らせておきたいことになります。

 

確かに、検察官の定年延長の是非は、ともかくとして、

黒川弘務』氏、個人のための、定年延長は、違和感を覚えます。

なぜ、『黒川弘務』氏を定年延長とするのでしょうか?

黒川弘務氏の定年延長の理由は?

黒川』氏の定年延長の理由については、

菅官房長官』と、『森雅子法務大臣』は、それぞれ、

次のように、説明しています。

 

菅官房長官:

「検察庁の業務遂行上の必要性に基づいて、法務省から閣議要請の請議があり決定した」

法務省からの、要請があったとしています。

では、法務大臣からの説明は、どうでしょうか?

 

森雅子法務大臣:

「管内で遂行している重大かつ複雑・困難事件の捜査、公判に対応するため」

と、それぞれ説明しています。

『重大かつ複雑・困難事件の捜査、公判に対応するため』と、していますが、

詳しい内容は明かしておりません。




『官邸の代理人』『官邸のお庭番』と揶揄される黒川弘務氏

経歴でご紹介したとおり、『黒川弘務』氏は、

2011年8月〜長らく、『法務省大臣官房長』を務め、

安倍政権において、国民世論の反対が強かった、『共謀罪法』などの、

策定に関わっていました。

 

その後も、『法務事務次官』、『東京高検検事長』に抜擢されるなど,

安倍政権に近い人物とされています。

 

さらには、

民主党政権時代の、

東京地検特捜部が、小沢一郎の資金管理団体『陸山会』をめぐる事件で、

小沢一郎氏を検察審査会による強制起訴を画策したとき、

黒川氏は、検討会議のメンバー選びから関わり、議論を検察有利に導く一方で、

政権復帰を見越して自民党と通じていた。

と、検察関係者は明かしています。

 

また、

『経済大臣・小渕優子の政治資金問題』

『経済再生担当相大臣・甘利明の事件』

などの立件を潰したなどと、噂されていて、

 

その官邸寄りのスタンスにより、

法務・検察官僚からは、『官邸の代理人』『官邸のお庭番』と、

揶揄されていると言われています。

 

しかし、これらのことは、どれも、噂レベルで、確証がありません。

本当に、『黒川弘務』氏は、安倍政権とべったりなのでしょうか

黒川弘務氏は、安倍政権とべったりなのは本当か?

官邸の代理人』『官邸のお庭番』と、揶揄されていると、お伝えしましたが、

本当に、『黒川弘務』氏は、安倍政権とべったりなのでしょうか?

 

これについては、『検察の在り方検討会議』の委員の1人となったことがある、

江川紹子』さんが、『事件ウオッチ・第146回』で、次のように語っています。

この時、『黒川』氏は事務局のトップを務めていました。

 

江川紹子

当時は民主党政権である。この会議の座長は、前法務大臣(当時)の千葉景子氏が務めた。その千葉氏を、黒川氏が常に寄り添うようにして補佐している姿は、今も強く印象に残っている。千葉氏も、何かと黒川氏を呼び寄せて相談するなど、その信頼の厚さは、傍目にもよくわかった。愛煙家の千葉氏のために、タイミングを見計らって会議場から外に連れ出すなど、黒川氏のきめ細やかな気配りには、舌を巻いた覚えがある。

だから今、黒川氏が「官邸の番犬」「安倍政権べったり」と罵倒されているのを見ると、いささか気の毒な気がする。おそらく彼は、現政権に限らず、その時々に所属する組織と仕えるべき(と彼が考える)相手に尽くし、期待に応える仕事ぶりで上司を満足させる、忠実なる能吏タイプなのだと思う。

私たち委員が検察にどんな批判的な意見を述べても、愛想良く話を合わせられる人でもあった。「在り方会議」には、捜査や検察の抜本的な改革を強く主張する者から、取り調べの録音録画にも後ろ向きな警察官僚出身者までいるなか、最後まで誰も離脱させずに、なんとか提言書をまとめたのだから、仕事を任せた側からすれば実に頼もしい官僚だろう。

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なるほど、この説明はしっくりと来ます。

 

黒川弘務』氏は、特に安倍政権にべったりと言うわけではなく、

現政権のために、忠実に任務を遂行する人物だと、言うわけです。

 

自民党政権は長く続いていることもあり、

安倍政権とべったり』などと、揶揄されていることになるわけで、

やはりエリート検事として、優秀なのでしょうね。




『検察庁法改正案』の問題は?

今回、Twitterのトレンドとなっている、

検察庁法改正案』とは、『検察官の定年を65歳に引き上げる法改正案』でした。

 

そして、『黒川弘務』氏はとても優秀な検事で、

政権に忠実に、働く人物像が見えてきました。

 

そこで、『検察官の定年を65歳に引き上げる法改正案』問題について考えてみます。

 

やはり、個人的な人物の定年のために、法を改正するのは、違和感があります。

 

これをやられてしまうと、政府の思い通りの人を、検事のトップに置いておくことが

できるようになってしまいます。

 

国民のみなさんが心配しているように、

政府の犯罪を隠すためとか、言われても仕方ありません。

 

逆に考えてみると、

安倍政権とべったり』と言われている『黒川』氏ですが、

今回の、『検察庁法改正案』を通したことにより、

本当に、『安倍政権とべったり』だったと言うことを示しているわけで、

これは、やはり、問題があると言えるでしょう。




『検察庁法改正案に抗議します』がTwitterのトレンド入り

2020年5月10日(日)、

検察庁法改正案に抗議します』が、Twitterのトレンド入りして、

300万ツイートに迫る勢いと、話題になっています。

 

この勢いに火をつけたのは、

女優の小泉今日子さんなど、著名人もTwitterで呟いており、

そのことが影響していると思われます。

小泉今日子さんのTwitter(ツイッター)アカウントは?

小泉今日子』さんのTwitterは、

ご自身が代表取締役を務める『株式会社明後日』のTwitterアカウントになります。

 

 

検察庁法改正案に抗議します』について、Twitterで連投している様子が

うかがえます。

著名人も『検察庁法改正案に抗議します』でツイート

この他にも、著名人では、

俳優の『浅野忠信』さん、

元AKB48の『秋元才加』さん、

お笑い芸人の『大久保佳代子』さん、

歌手の『きゃりーぱみゅぱみゅ』さん、

漫画家の『しりあがり寿』さん、

羽海野チカ』さんなど、

Twitterで、検察庁法改正案に抗議します』について、呟いています。

 

浅野忠信』さんや、『秋元才加』さんは、

つい先日は、TwitterやFacebookで流行っていた、バトンリレーについて、

バトンリレーには参加したくない」と、表明していましたが、

こう言うのには、参加するのだなと思いましたね。^^;

 

もちろん、バトンリレーは、世の中の人に少しでも楽しんでもらおうと、

思っている人が、行っているものなので、

苦手な人や、嫌な人まで、無理をして、やるものではないと思います。




Twitterトレンドの数が急激に減っている理由

今回の、検察庁法改正案に抗議します』のツイートでは、

トレンドの数が、急激に減っているため、

これは、トレンドに入れないようにと、

「政府やTwitterが、裏で動いている」などの、意見も出ていました。

 

 

しかし、これは、トレンド入りする条件などが関係しているのでしょう。

 

Twitterのトレンドでは、ある一定の期間に、ある数に達することで、

トレンド入りするのだと考えられますが、

その一定期間を過ぎたツイートが、数から消えているのだと考えます。

 

つまり、最初の方につぶやいたツイートが、消えているのでしょうね。

 

本日、10日(日)の15:30ごろには、

100万台後半に落ちていましたので、

昨日からつぶやいていた人の数が相当数いたのでしょうね。




さいごに

このページでは、

検察庁法改正案に抗議します』がTwitterのトレンド入りして、

話題の渦中にある

黒川弘務』氏について、経歴やプロフィール

検察庁法改正案』の問題についてお伝えしました。

 

世の中の見え方は、さまざまな角度から見ることで、異なって見えます。

さまざまな人の立場から、状況を俯瞰して見ると、

真実が見えてきますね。

さいごまで、お読みいただきありがとうございました。