2019年5月28日、午前7時41分ごろ、
川崎市登戸の『登戸第一公園』付近で、
複数人が刺されて、本人も死亡した事件で、
一夜たった今、
近所の聞き込みなどにより、
川崎市麻生区多摩美に住む、『岩崎隆一容疑者(51)』の、
性格や人物像が、見えて来ました。
このページでは、
岩崎隆一容疑者の、
性格や人物像を追い、事件の背景に迫ります。
事件の概要
2019年5月28日、午前7時41分ごろ、
川崎市登戸のJR登戸駅近くの、『登戸第一公園付近』で、
「複数人が刺された」と通報がありました。
報道によると、
カリタス小学校に通う、女子小学生を含む、
19人が負傷した、ということでした。
そのうち、小学校6年生の『栗林華子』さん(11、多摩市)が、
同日午前10時27分に死亡、
さらには、外務省職員の『小山智史』さん(39、世田谷区)も、
11時25分に、死亡が確認されました。
犯行に及んだのは、
川崎市麻生区多摩美に住む、『岩崎隆一容疑者(51)』と見られ、
小山さんを刺してから、自らをの首を刺すまでに、
わずか数十秒の出来事だったということです。
そのことからも、計画性がある犯行とみられています。
岩崎容疑者の住まいは?
岩崎容疑者は、80代の伯父夫婦と一緒に、
川崎市麻生区多摩美にある一軒家で、
3人暮らしをしていました。
小学校入学前後に、伯父夫婦に引き取られていた岩崎容姿者、
10代後半で家を出たものの、
近年また、伯父夫婦と一緒に暮らし始めていたといいます。
岩崎容疑者の性格や人物像
近所の聞き込みによる、話の内容から、
岩崎容疑者の、性格や人物像が、見えてきました。
複雑な家庭環境
伯父夫婦と3人で暮らしていた、岩崎容姿者、
近所の間では、複雑な家庭環境だったことで、
知られていました。
そんな、岩崎容疑者について、
近所の人に話を聞くと、トラブルが多い人物だったとわかります。
トラブルとは?
聞き込みから分かったトラブルには、どのようなものがあったのか?
●隣家の女性の話
岩崎容疑者の行動については、以下のとおりです。
1年ほど前、隣家と庭の木をめぐってトラブルとなり、
午前6時にインターフォンを鳴らして訪問し、口論になった。
このときに感じたことを、隣家の女性に聞くと、
「いつか何かされるかも」
と、恐怖を感じていたといいます。
●小中学校で同級生だった男性の話
小中学校の同級生によると
「昔は、突然ブチ切れる性格だった」
と語っていました。
さらには、
昔から一見、おとなしいが、何か気に入らないことがあると、暴れる。
回りのもの、ごみ箱とかイス、机を蹴っては、先生を困らせていた。
気に入らないことや、ささいなことで、「靴をそろえて」と言われて、
大暴れしたり、豹変(ひょうへん)したりしていた。
また、中学になると、
岩崎容疑者の機嫌が悪くなる回数は、増えたように感じた。
と話します。
「近くの友達に殴りかかって、よくトラブルになっていた。ケンカしてもいつも負けるのは岩崎。なぜ機嫌が悪くなるのか、何が気に入らないのか、よくわからなかった。そういう性格だから近寄る人もいなくなって、いつも一人でいた印象」
小中学校の友人は、
高校以降は、岩崎容疑者がどこに行ったのかは知らないといい、
ほとんど、関わらないようにしたと、いうことです。
また、今回の事件については、次のように話しています。
「報道で、朝はあいさつして普通だったのに、突然刃物で襲ったとあったが、昔の突然、ブチ切れる性格が頭をよぎりました」
●岩崎容疑者の近くに住む女性の話
「家はいつも閉め切っていて、家族とか一緒に住んでいる人がいる気配がない」
●近隣の男性の話
「近くだけど、人が住んでいるということも知らなかった」
と話しています。
このように、
近所の住民とは、ほとんど接触がなく、
同容疑者について、知っている人は、
ほとんどいないとみられます。
●数日前に見かけた女性の話
髪型は、丸刈りではなかった。
といいます。
何かしらの、心境の変化があり、丸刈りにしたのでしょうか?
岩崎容疑者は、
近隣住民には「複雑な境遇で育った子」として、知られていました。
今回の事件に関しては、以下のような、関連記事もあります。
併せてご覧ください。
関連記事
さいごに
このページでは、
川崎市登戸で起きた、殺傷事件の容疑者、
『岩崎隆一(51)』について、
性格や人物像を追いました。
近隣の人の話から、
『複雑な家庭環境』が、垣間見えました。
しかし、だからといって、
小学生の女の子を含む、19人を刺したことは、
許されるものではありません。
このように至った経緯を、解明して、
今後に、活かしていけたらと思います。
さいごまで、お読みいただきありがとうございました。