ダイエットをしているときは、
『カロリー』や『糖質』が気になりますよね。
僕は、『コカ・コーラ』が好きで良く飲みます。
また、ダイエットもすることもありますが、
そのときは、コーラは、控えるようにしています。
そこで、コーラの代わりに、
『コカ・コーラゼロ』などの、ゼロカロリー飲料は、
どうなのかと思うわけです。
しかし、そこで、『コカ・コーラゼロ』は、
「本当にゼロカロリーなのか?」
「太らないのか?」
気になる方もいるはずです。
このページでは、
『コカ・コーラゼロ』は、本当にゼロカロリーなのか?
なぜ甘いのか?
糖質など、成分について、調べて見ました。
太るか太らないかの、参考にしてください。
コカ・コーラゼロのゼロカロリーは本当か?
まずは、コカ・コーラゼロの『栄養分の表記』を見てみます。
●コカ・コーラゼロの100mlあたりの栄養成分表示
エネルギー | 0kcal |
タンパク質・脂質 | 0g |
炭水化物 | 0g(糖類0g) |
食塩相当量 | 0.01g |
確かに、エネルギーは『0kcal』とあります。
しかし、この『0kcal』の表示を、そのまま受け取ってはいけません。
なぜなら、一見カロリーゼロのように思えますが、
本当は、全くのゼロではないからです。
これは、日本の『栄養表示基準』が関係していて、
『栄養表示基準』では、100mlあたり『5kcal以下』のものに関しては、
『0cal』と表示して、良いことになっています。
つまり、コカ・コーラゼロのカロリーは、
本当は、100mlあたり、『5kcal未満』はあるということになるわけです。
カロリーゼロのコーラは何カロリー?
先述のとおり、100mlあたり5kcal以下のものは、
『0cal』と表示されています。
そのため、500mlの、カロリーゼロ系の飲料水1本では、
カロリーは最大でも、『25cal未満』と考えられます。
そこで、カロリーゼロ系のコーラ、について調べて見たところ、
500ml1本分のカロリーは、
『約14kcal』あると言われています。
このように、『カロリーゼロ』系の飲み物は、
厳密には、カロリーゼロではありません。
そのため、飲みすぎると、太る原因になります。
それでも、普通のコーラが500mlあたり225kclありますので、
それを考えると、飲みすぎなければ、太る原因にはならないといえます。
ここで、気になるのは、
先ほどの、栄養成分表示に、『糖類0g』とありました。
糖類がないのに、「なぜ甘いのか?」ということです。
次は、その秘密に迫ります
コカ・コーラゼロはなぜ甘いのか?
普通の『コカ・コーラ』には、
炭水化物が、100mlあたり『11.3g』含まれています。
糖質は、ほぼ炭水化物と同じため、
約11.3gの砂糖を含む、糖類(果糖ブドウ糖など)が、含まれているわけです。
これが、コカ・コーラの甘さの理由です。
しかし、先述のとおり、
『コカ・コーラゼロ』の栄養成分表示には、炭水化物(糖類0g)とありました。
つまり、砂糖を含む糖類が含まれていないことになります。
それでは、「なぜ、甘いのでしょうか?」
それは、『人工甘味料』の甘さになります。
つまり、糖類の代わりに『人口甘味料』が使われていることが、
『コカ・コーラゼロ』の甘さの秘密になるわけです。
人口甘味料とは?
今度は、『コカコーラゼロ』の、原材料を見てみます。
●コカ・コーラゼロの原材料
- カラメル色素
- 酸味料
- 甘味料(スクラロース、アセスルファムK)
- 香料
- カフェイン
この、甘味料に記載してある『スクラロース』と『アセスルファムK』が、
『人口甘味料』になります。
『スクラロース』と『アセスルファムK』は、
どのようなものなのでしょうか?
スクラロースについて
スクラロースとは、どのようなものなのか、
コカ・コーラの公式サイトの『よくあるご質問』によると、
『スクラロース』について、次のように回答があります。
Q.スクラロースとは何ですか?
A.スクラロースは、砂糖から生まれた唯一の低カロリー甘味料です。砂糖の600倍の甘さがあり、砂糖に近い甘味をもちます。水に溶けやすく、酸や製造工程での加熱、保存などに対して、安定性が優れていると評価されています。スクラロースはイギリスで1976年に発見され、現在、世界50カ国以上の国・地域で、使用が認められています。厚生省(現厚生労働省)では、1999年7月に食品添加物と認可しました。
『スクラロース』とは、砂糖に近い甘未をもち、
砂糖の600倍の甘さがあるということです。
なるほど…、
砂糖の600倍の甘さがあるから、量が少なくて済むわけですね。
低カロリーにも納得です。
アセスルファムKについて
『スクラロース』と同様に、『アセスルファムK』についても、
回答があります。
Q.アセスルファムKとは何ですか?
A.アセスルファムK(カリウム)は、酢酸を原料とする高甘味度甘味料で、砂糖の200倍の甘さがあります。水に溶けやすく、熱や酸に対する安定性も高いといわれています。アスパルテームなど他の甘味料と組み合わせて甘味の質を砂糖に近づけるため使用しております。
アセスルファムK(カリウム)は、1967年にドイツで開発され、その後、JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)などの国際機関において安全性が確認されています。日本では、2000年4月に厚生労働省で使用が認可されました。現在、世界100カ国以上、4000を超える製品で認可・使用されています。飲料を中心に、チューイングガム、キャンデー、ジャム、佃煮、麺つゆなど、食品全般で広く利用されています。
『アセスルファムK』は、砂糖の200倍の甘さがあり、
他の甘味料と組み合わせてることで、
甘味の質が、砂糖に近づくわけですね。
これにより、
コカ・コーラゼロなどのゼロカロリーの飲料が、
低カロリーで、砂糖を使わずに、甘いわけがわかりました。
普通のコカ・コーラを飲むよりは、ゼロカロリー飲料の方が太らない
実際に、成分を調べて見ることで、
普通の『コカコーラ』を飲むよりは、
コカコーラゼロなどの、『ゼロカロリー飲料』を飲む方が、
太らなくて済みますし、
国際機関で、安全が確認されている甘味料を使用しているため、
安心できますね。
コカ・コーラに関しては、以下のような関連記事があります。
併せてご覧ください。
●関連記事
まとめ
このページでは、
『コカ・コーラゼロ』について、
「本当にゼロカロリーなのか?」
「なぜ甘いのか?」
糖質など、成分について、調べて見ました。
『コカ・コーラゼロ』は、
厳密には、ゼロカロリーではありませんでした。
しかし、
低カロリーで、糖質もないことから、
飲みすぎなければ、太らないことがわかりました。
ただし、『人工甘味料』については、
太る?太らない?について、所説あるようです。
そもそも、『人口甘味料』の摂取量が、太るほどの量では
ないともいえますし、
これについては、結論に至りませんでした。
『人口甘味料』については、今後、何か新しい研究結果が入ったら、
関連記事を書きたいと思います。
さいごまで、お読みいただきありがとうございました。